ごあいさつ
この夏最高の思い出に
去る8月24日土曜日に私たち高島平三丁目自治会主催の「第40回ふるさと夏まつり」が開催され、約12,200人の皆さんにご来場頂きました。
当日は11時より子ども神輿と山車が三丁目内を練り歩き、会場内は一気にお祭り気分が盛り上がりました。そして本番開始の16時には地元高島第三中学校吹奏楽部の生徒の皆さんによる迫力のある素晴らしい演奏でスタート。メイン会場のお祭り広場では既に大勢の人集りができ、会場内はお祭りムード一色に。その後も高島第五小学校児童の皆さんによる大江戸ダンスや空手演武、そして高島高校軽音楽部、フラダンスの競演など皆さんの熱演が続き、会場内はお祭りを楽しむ皆さんの笑顔が溢れていました。ご出演頂いた大勢の皆さま方に心から感謝申し上げます。
そして終盤の盆踊りの途中大雨の影響で止むなく終了となりましたが、今回もご来場頂きまし大勢の皆さま方に役員一同心から感謝申し上げたいと思います。
今年も地元ファミリー名店街の協賛を頂き、会場の模擬店はキッチンカー5台を含む29店舗。そして高島平警察署と志村消防署のご協力も頂き各ブースで防犯防災のレクチャーもして頂きました。中央売店では生ビールの販売を行い、各支部や協賛企業、関連団体の皆さまの各ブースでもお客さんの長い行列ができ大盛況でした。
昨今当自治会でも役員の高齢化で各行事が縮小されこの夏まつりも1日のみの開催となっています。今回は若手ボランティアの皆さんにもお手伝いを頂きこれからの期待も膨らみました。そしてこの夏まつりを支え、ご協力を頂きました全ての皆さまに心から厚く感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
2024年8月28日
高島平三丁目自治会
会長 宮坂 幸正
2024年9月2日
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UR都市機構に提出した高島平地域まちづくりに関する要望書
独立行政法人UR年機構東日本都市再生本部
本部長 西野 健介 様
独立行政法人UR年機構東日本賃貸住宅本部
本部長 井添 清治 様
高島平三丁目自治会
会長 宮坂 幸正
高島平三丁目自治会は各支部及び高島平第一、第二、第三管理組合との協議を行いました。その総意として別添のとおり「高島平地域まちづくりに関する要望書」を本年9月5日に板橋区長宛に提出します。もとより高島平地域のまちづくりは板橋区の地区計画を根拠に進められていることは承知していますが、「板橋区とURは両者で連携して、高島平のまちづくりを検討している」(第13回三丁目団地自治会意見交換会レジュメ、2023年10月4日)と述べており貴機構が関与していることも事実です。当然、旧高七小学校(再整備地区)ですすむ施設建設計画にも深く関係しています。
従って貴機構も、団地住民に大きな負担と犠牲を強いる高島平地域まちづくりを再考し、当自治会が板橋区長宛に提出する要望事項に沿った事業展開を行う義務があると考えます。
(今回の地区計画に関する意見と理由)
1,区画道路1号の整備に反対します
板橋区は旧高七小学校の解体工事を2025年度中に着手することになっており、これに関連して区案では旧高七小校舎西側の道路を区画道路1号として高島通りに接続する計画を提案している。この計画は本年3月に板橋区が作成した「高島平地域交流核形成まちづくりプラン」(以下プランという)で初めて記載されたものである。
区画道路1号はプランで初めて記載されており、これまでの住民説明会では一切ふれられていません。上記の経過を踏まえ、区画道路1号の建設に反対する。
反対の理由
① 2024年3月まで区画道路1号の計画が板橋区及び貴機構から住民に説明することなく突然決められている。説明は6月21日及び6月22日の二日間だけであった。
② 交流核形成プランで区画道路1号は旧高七小学校解体時の工事道路としているが、工事終了後も道路を存続させるのか明確ではない。貴機構が予定している施設建設後に居住する住民の生活道路として使用する可能性もある。現在居住している三丁目住民のことがまったく考慮されていない。
③緑地帯の樹木を伐採し道路を新設することは、開発による環境破壊につながる
④緑地帯及び区道(住民が歩行者専用道路として日常的に使用している)を寸断することになる。車を優先させることは時代に逆行している
⑤道路建設により、車の通り抜けによる交通量の増加が予想され、安全面で問題がある
⑥この道路沿いには高島第五小学校、医師会病院などがあり交通量が増えることで、子どもや高齢者が危険にさらされることになる。加えて第一住宅及び第三住宅に居住する高齢者がデイサービス利用時の送迎で乗降しており、極めて危険である。ちなみに貴機構は「若者から高齢者まで住み続けられる居住環境を整備する」(高島平団地意見交換会資料レジュメ、2018年10月4日)としている
⑦交通量の増加により排気ガス、騒音問題が発生することで、周辺住民への住環境の影響・負担が過大である
2,再整備地区1の「建築物等の高さの最高限度」を再考してください
区案では「高島平らしいゆとりある屋外空間を確保し、良好な居住環境を維持するため」建物の建蔽率の最高限度と高さの最高限度を定めるとしている。具体的には再整備地区1に「建物等の高さの最高限度」を110mに引き上げる計画を提案している。これにより再整備地区に超高層建物の建設が可能になる。この計画もプラン11ページの地区計画による誘導イメージの中で、小さく「景観や周囲の住環境に配慮しつつ、土地の合理的かつ健全な高度利用による超高層建物(110m程度)の設置」として簡単にふれているだけである。
板橋区は高島平再生計画策定の当初から「ゆとりある空間に約50年の歴史を持つみどりが面的に広がり・・・・地域の貴重な資源になっている」ことを強調してきた。この言葉とは裏腹に樹木を伐採して道路を延伸し、超高層建物で景観を破壊するなど時代に逆行する開発を計画している。貴機構が2022年10月に実施したパネルアンケートでも「(高島平の)魅力に感じているところ」の質問に対して「公園・緑地」と回答した人が46.6%で最も多くいた。これは住民共通の願いである。
超高層建物ではなく、緑豊かな景観と調和した高島平らしい建物等(高さ制限)に変更するよう再考を求める。
再考を求める理由
①超高層建物の建設により住民や交通量が飛躍的に増加することが予想される。小・中学校等の公教育機関、医療機関、行政機関などのインフラ整備がセットになっていない。
②とくに交通量の増加は明らかであり、多量の車両流入への対応策(歩行者の危険性への配慮など)が明示されていない。
③第一住宅及び第三住宅への日照やビル風、景観などの対策がない。
④老朽化した建物の更新は理解するが、人口減少時代に突入したいま、なぜ高島平に超高層建物なのか。将来にわたって持続可能なまちづくりが必要である。
⑤高島平はみどり豊かな閑静な住宅地であり、超高層建物は景観やコミュニティの破壊につながる。
上記の通りであり、当該住民の切実な要望をお聴きいただきたくお願い申し上げます。
----------------------------------------------------------------------◇高島平三丁目自治会の活動にご協力頂いている企業◇
新高島平ファミリー名店街