ごあいさつ
◇高島平まちづくりと自治会の見解◇
高島平二・三丁目周辺地区 地区計画に反対する緊急署名
(3月10日から緊急署名が開始されました。集約は4月4日です。ご協力を!!)
呼びかけ 高島平二丁目団地自治会
高島平三丁目自治会
板橋区は高島平地域のまちづくりについて二丁目33街区を駅前拠点エリアとして位置づけ、「公共施設や公共空間」などを配置する基本計画・構想をすすめています。旧高七小学校の土地を所有する板橋区は高島平駅前の33街区を所有するUR都市機構と土地交換したうえで、これらを実現すると明言しています。しかし33街区の建替え・住民の転居時期、転居に伴う補償等具体的な説明がなく、不安が募っています。
また2024年3月に公表した「高島平地域交流核形成まちづくりプラン」で旧高七小学校(再整備地区)の解体に伴い、同小学校西側の道路を「区画道路1号」として高島通りに接続する案を提案しています。接続する理由として、交通網が整備され「安全なまちづくり」につながるとしています。この道路は旧高七小跡地に建設される高層建物に入居する住民の駐車場出入り及び商業施設の商品搬入でも使用されることになっており、交通量は飛躍的に増加します。沿道には高島第五小学校と医師会病院があり、住民の生命や安全が心配されます。
さらに二丁目団地の通称「おまわりさん通り」も高島通りへの接続が予定されています。ここは高島平駅東口の中心であり、歩行者と自転車が行き交う道路です。
加えて旧高七小解体後に建設予定の建物の高さの最高限度を緩和し110mにしました。これは建て替えを計画している二丁目33街区の住民約(1955世帯)の受け入れを想定しているためとしか説明されていません。高層建物が建設されれば、景観や環境が破壊され、ビル風の被害も予想されます。
高島平二丁目団地自治会及び三丁目自治会は、板橋区とUR都市再生機構が高島平まちづくり計画を住民の納得を得ないままに強行することに反対です。
つきましては下記の事項に関して住民の皆さまのご賛同をいただきたく、署名にご協力くださいますようお願い申し上げます。
2025年3月10日 ↓ 以下は要望事項です。↓
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2025年4月 日
板橋区長 坂本 健 様
1, 高島平二丁目団地33街区の建物解体時期・新しい建物の建設の規模や時期、転居・再入居の具体的な日程や補償や将来的な家賃など詳細について板橋区及びUR都市再生機構が連携を取り、自治会と協議したうえで、住民説明会を開催してください。
2,旧高七小解体に伴う道路整備計画で区画道路1号を高島通りに接続する計画を撤回してください。
高島平二丁目団地のピーコックストアー東側の通称「おまわりさん通り」を高島通りに接続する計画は歩行者の安全対策も示されておらず見直してください。
3,旧高七小学校跡地に建設が予定される建物の高さの最高限度を110mに緩和する計画を再考してください。
お 名 前 |
住 所 |
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※いただいた署名は表題の目的以外使用いたしません。
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◇高島平まちづくりと自治会の見解◇
坂本健区長からの返事と今後
(「わがまち」2025年3月号から転載)
三丁目自治会では去る昨年12月に「区長への手紙」を会長名で坂本板橋区長あてに送付し、9月に提出した旧高七小と第一、第三管理組合敷地に隣接する区画道路1号の高島通り延伸計画に反対し、旧高七小跡地に建設する超高層住宅の高さ見直しの要望書についての回答をお願いしました。
今年1月24日に回答がありその内容について2月の定例中央役員会で検討しました。区長からの回答の中で区画道路1号の延伸の件では住民の安全性についての認識はあるものの区議会において地区施設としての位置づけがなされた後に具体的な道路形態や安全対策を検討するとし、私たちの要望である延伸計画の撤回については全く触れず当初の計画通り進めていく意向を示しています。
また新しく建設される超高層住宅については、地域の個性に合わせた高度利用や土地利用の誘導が求められていて総合的な勘案の結果設定したとしています。果たして誰がその誘導を求めたのか。分かっているのは住民でないことは確かです。この様に50年前に高島平に新しいまちができた時に設計された二丁目、三丁目内の道路は不便でも住民の安全性を重要視した崇高な理念に基づいて造られています。今その道路を安易な利便性という概念で打ち砕き住民の安全性を無視した計画は百年先まで愚策と嘲笑される事でしょう。
私たち自治会ではその総意の元で次なる対策として住民の皆さんへの署名活動を展開して行く予定です。今後中央役員会で署名文書の検討を行い、最終的には総会に次ぐ議決機関である自治委員会に提出、承認を得て「高島平まちづくりに関する署名活動」を展開して参ります。皆さま方には是非この現状をご理解いただきご理解とご協力をお願いします。
(会長 宮坂 幸正)
自治会は区画道路1号の中止、高さ制限緩和の再考を求めています
2022年3月、板橋区は高島平のまちづくりを進めていくうえで指針となる「高島平地域都市再生実施計画」を策定しました。このまちづくりの手法として「地区計画」制度の活用も公表しています。「地区計画」では「地区の課題や特徴を踏まえ、住民と行政が連携しながら、地区の目指すべき将来像や建築物の建て方などのルールを定め良好なまちづくりを進める」としています。
その後の板橋区によるまちづくり見渡すと住民に基本的な情報を開示することなく、一方的に開発が進められていると言わざるを得ません。2024年3月に「高島平地域交流核形成まちづくりプラン」が策定されましたが、地域住民の居住環境に大きな影響を及ぼす重大な事項が数多くあるにもかかわらず、わずか数回の説明会で住民の合意を得ることなくプランを強行しようとしています。
とくに旧高七小学校跡地に西側道路をほとんど現状のままで、高島通りに接続す整備計画は最悪と言わなくてはなりません。区画道路1号計画は緑地帯の樹木の伐採による環境破壊、交通量の増加による歩行者の安全などまったく考慮することなく進められています。
また旧高七小学校跡地の利用についても住民と協議することなく高さ制限を緩和し、110mの高層ビルを建てようとしています。自治会は何度も板橋区及び区長に協議を呼びかけましたが、明確な回答はありません。自治会では2024年9月に区画道路1号の中止、高さ制限緩和の再考を求めて陳情を区議会に提出するとともに、区長にも要望書を送りました。陳情は区議会で不採択となりましたが、都市建設委員会では各会派の議員が地元住民にわかりやすく説明をすべきである、関係者の意見を聞くことなどを区に求めています。
これからも自治会は環境破壊や住民の生命を危険にさらす区画道路1号の中止及び高さ制限緩和の再考を求めていきます。板橋区への抗議、意見書の提出などをお願いします。
歩行者の通行量も多く、豊かな緑地帯の木々を伐採してまで区画道路1号は必要か?
昨年12月25日、板橋区長に自治会の考えをまとめた手紙を送りました
板橋区長
坂本 健 様
高島平三丁目自治会
会長 宮坂 幸正
高島平地域まちづくりに関する再度のお願い
師走に入り、一段と寒さが厳しくなりました。お変わりなくご活躍のことと存じます。
さて本年9月5日付で区長宛に「高島平まちづくりに関する要望書」をお届けいたしましたが、お読みいただけましたでしょうか。また9月の区議会にも陳情を提出しました。陳情は残念ながら不採択となりました。それに先立つ都市建設委員会で議員の方々からも「地元住民に寄り添った説明会を開催する必要がある」こと、住民の危惧している交通量の増加に対して「安全対策などを区側から説明」するよう意見が出されました。
指摘された事項に区の担当課からは、いまだ納得いく説明がなされていません。来年度から旧高島第七小学校の解体が着手されることで、住民から心配の声が寄せられています。そこで再度、区長に区画道路1号の中止及び建物の高さ限度を110mに引き上げる案の再考を下記の通りお願いいたしたく、お手紙を差し上げることにしました。
1,区画道路1号についてのお願い
9月26日の都市建設委員会で指摘された地元住民が納得できる説明会はいまだに開催されていません。加えて9月25日及び29日に実施された交通量調査も業者から調査結果が届いていないことを理由に開示されていません。また交通量が大幅に増加することから安全対策が最優先であり、警察機関などとの連携が不可欠であるにもかかわらず、今もって協議が行われていません。
事業実施にあたって重視しなければならない実態調査、関係機関との連携がない中で、区画道路1号を高島通りに接続することは極めて危険です。従って区画道路1号の計画は一旦中止してください。
2,建物の高さ限度を110mに引き上げることに関してのお願い
担当課長は高さ限度を110mにすることについて、住民が具体的にイメージできる資料を提出しいていない、「どういった建物が実際建つかまで、今まだ何もない状況」と説明をしています。環境や近隣住民への影響を考慮せずにプランをすすめるのは不安を増大させるだけです。高さ限度を110mにする案の再考をお願いします。
上記につきまして、区長のお考え、ご意見をお聞かせいただきたくお願い申し上げます。
まだまだ寒い日が続くようです。どうぞご自愛ください。
<板橋区長に要望書を提出しました>
2024年9月5日
板橋区長
坂本 健 様
高島平三丁目自治会
会長 宮坂 幸正
高島平地域まちづくりに関する要望書
(趣旨と経過)
板橋区は本年6月21日及び23日の両日「高島平二・三丁目周辺地区、地区計画策定に向けた区案」(以下区案という)について住民説明会を開催しました。区案には地区計画の目標、土地利用の方針、建築物等の整備の方針などが明記されています。
この中には三丁目団地の環境やコミュニティを大きく変容させる内容が含まれており、高島平三丁目自治会は住民の意見を区案に反映させていくことが重要だと考え、各支部及び第一、第二、第三住宅管理組合と議論を進めてきました。それらを踏まえて、高島平三丁目自治会は区案の区画道路1号の整備については反対、再整備地区1の「建築物等の高さの最高限度」については再考を求めます。
(区案に関する意見と理由)
1,区画道路1号の整備に反対します
板橋区は旧高七小学校の解体工事を2025年度中に着手することになっており、これに関連して区案では旧高七小校舎西側の道路を区画道路1号として高島通りに接続する計画を提案しています。この計画は本年3月に板橋区が作成した「高島平地域交流核形成まちづくりプラン」(以下プランという)で初めて記載されたものです。
区画道路1号はプランで初めて記載されており、これまでの住民説明会では一切ふれられていません。上記の経過を踏まえ、区画道路1号の建設に反対します。
反対の理由
①2024年3月まで区画道路1号の計画について住民に説明することなく突然決められている。説明は6月21日及び6月22日の二日間だけであった。
②旧高七小学校解体後も道路を存続させるのか明確ではない
③緑地帯の樹木を伐採し道路を新設することは、開発による環境破壊につながる
④緑地帯及び区道(住民が歩行者専用道路として日常的に使用している)を寸断することになる。車を優先させることは時代に逆行している
⑤道路建設により、車の通り抜けによる交通量の増加が予想され、安全面で問題がある
⑥この道路沿いには高島第五小学校、医師会病院などがあり交通量が増えることで、子どもや高齢者が危険にさらされることになる。加えて第一住宅及び第三住宅に居住する高齢者がデイサービス利用時の送迎で乗降しており、極めて危険である
⑦交通量の増加により排気ガス、騒音問題が発生することで、周辺住民への住環境の影響・負担が過大である
2,再整備地区1の「建築物等の高さの最高限度」を再考してください
区案では「高島平らしいゆとりある屋外空間を確保し、良好な居住環境を維持するため」建物の建蔽率の最高限度と高さの最高限度を定めるとしています。具体的には再整備地区1に「建物等の高さの最高限度」を110mに引き上げる計画を提案しています。これにより再整備地区に超高層建物の建設が可能になります。この計画もプラン11ページの地区計画による誘導イメージの中で、小さく「景観や周囲の住環境に配慮しつつ、土地の合理的かつ健全な高度利用による超高層建物(110m程度)の設置」として簡単にふれているだけです。
板橋区は高島平再生計画策定の当初から「ゆとりある空間に約50年の歴史を持つみどりが面的に広がり・・・・地域の貴重な資源になっている」ことを強調してきました。この言葉とは裏腹に樹木を伐採して道路を延伸し、超高層建物で景観を破壊するなど時代に逆行する開発を計画しています。超高層建物ではなく、緑豊かな景観と調和した高島平らしい建物等(高さ制限)に変更するよう再考を求めます。
再考を求める理由
①超高層建物の建設により住民や交通量が飛躍的に増加することが予想される。小・中学校等の公教育機関、医療機関、行政機関などのインフラ整備がセットになっていない。
②とくに交通量の増加は明らかであり、多量の車両流入への対応策(歩行者の危険性への配慮など)が明示されていない。
③第一住宅及び第三住宅への日照やビル風、景観などの対策がない。
④老朽化した建物の更新は理解するが、人口減少時代に突入したいま、なぜ高島平に超高層建物なのか。将来にわたって持続可能なまちづくりが必要である。
⑤高島平はみどり豊かな閑静な住宅地であり、超高層建物建設は景観やコミュニティの破壊につながる。
上記の通りであり、当該住民の切実な要望をお聴きいただきたくお願い申し上げます。
≪添付資料≫
第一住宅管理組合理事会及び高島平三丁目自治会第一支部の意見書
第二住宅管理組合「高島平二・三丁目周辺地区 地区計画について」の意見
高島平三丁目自治会第二支部意見・要望
第三住宅管理組合「くみあい広報」及び高島平まちづくり」計画に寄せられた意見
高島平三丁目自治会第三支部意見書
高島平三丁目自治会第四支部の見解
区長あて要望書を担当室長らに手渡しました(右側が板橋区担当者)
高島平地域まちづくりに関する陳情
(陳情の要旨)
板橋区は本年6月21日及び23日の両日「高島平二・三丁目周辺地区、地区計画策定に向けた区案」(以下区案という)について住民説明会を開催しました。区案には地区計画の目標、土地利用の方針、建築物等の整備の方針などが明記されています。
この中には三丁目団地の環境やコミュニティを大きく変容させる内容が含まれており、高島平三丁目自治会は住民の意見を区案に反映させていくことが重要だと考え、高島平三丁目自治会各支部及び高島平第一、第二、第三住宅管理組合と議論を進めてきました。それらを踏まえて、貴議会が
1,区案の区画道路1号の高島通りへの接続計画を撤回すること
2,再整備地区1の「建築物等の高さの最高限度」緩和を再考すること
以上2件について板橋区に求めるよう陳情します。
(陳情の理由)
Ⅰ. 区画道路1号の高島通りへの接続計画撤回を板橋区に求めてください
板橋区は旧高七小学校の解体工事を2025年度中に着手することになっており、これに関連して区案では旧高七小校舎西側の道路を区画道路1号として高島通りに接続する計画を提案しています。この計画は本年3月に板橋区が作成した「高島平地域交流核形成まちづくりプラン」(以下プランという)で初めて記載されたものです。
区画道路1号はプランで初めて記載されており、これまでの住民説明会では一切ふれられていません。上記の経過を踏まえ貴議会で区画道路1号の高島通りへの接続計画撤回を板橋区に求めてください。
(板橋区に撤回を求める具体的な理由)
① 2024年3月まで区画道路1号の計画について住民に説明することなく突然決められている。説明は6月21日及び6月23日の二日間(両日とも同じ内容)だけであった。
②旧高七小学校解体後も道路を存続させるのか明確ではない
③緑地帯の樹木を伐採し道路を新設することは、開発による環境破壊につながる
④緑地帯及び区道(住民が歩行者専用道路として日常的に使用している)を寸断することになる。車を優先させることは時代に逆行している
⑤道路建設により、車の通り抜けによる交通量の増加が予想され、安全面で問題がある
⑥この道路沿いには高島第五小学校、医師会病院などがあり交通量が増えることで、子どもや高齢者が危険にさらされることになる。加えて第一住宅及び第三住宅に居住する高齢者がデイサービス利用時の送迎で乗降しており、極めて危険である
⑦交通量の増加により排気ガス、騒音問題が発生することで、周辺住民への住環境の影響・負担が過大である
Ⅱ. 再整備地区1の「建築物等の高さの最高限度」緩和の再考を板橋区に求めてしてください
区案では「高島平らしいゆとりある屋外空間を確保し、良好な居住環境を維持するため」建物の建蔽率の最高限度と高さの最高限度を定めるとしています。具体的には再整備地区1に「建物等の高さの最高限度」を緩和して110mに引き上げる計画を提案しています。これにより再整備地区に超高層建物の建設が可能になります。この計画もプラン11ページの地区計画による誘導イメージの中で、小さく「景観や周囲の住環境に配慮しつつ、土地の合理的かつ健全な高度利用による超高層建物(110m程度)の設置」として簡単にふれているだけです。
板橋区は高島平再生計画策定の当初から「ゆとりある空間に約50年の歴史を持つみどりが面的に広がり・・・・地域の貴重な資源になっている」ことを強調してきました。この言葉とは裏腹に樹木を伐採して道路を延伸し、超高層建物で景観を破壊するなど時代に逆行する開発を計画しています。「建物等の高さの最高限度の緩和」を安易にせず、緑豊かな景観と調和した高島平らしい高さ制限に変更するよう再考を求めます。
(板橋区に再考を求める具体的な理由)
①高さ制限の緩和により超高層建物の建設が可能になり、周辺の道路では交通量が飛躍的に増加することが予想され、住民が危険にさらされる。また人口が急激に増加することが予想されるが、小・中学校等の公教育機関、医療機関、行政機関などのインフラ整備がほとんど考慮されていない。
②とくに交通量の増加は明らかであり、多量の車両流入への対応策(歩行者の危険性への配慮など)が明示されていない。
③第一住宅及び第三住宅への日照やビル風、景観・眺望などの対策がない。
④老朽化した建物の更新は理解するが、人口減少時代に突入したいま、なぜ高さ制限を緩和してまで高島平に超高層建物が必要なのか。将来にわたって持続可能なまちづくりこそが重要である。
⑤高島平はみどり豊かな閑静な住宅地であり、景観やコミュニティの破壊につながる。
上記の通り陳情の要旨及び理由をご理解いただき、貴議会におかれまして当該住民の切実な陳情をお聴きいただきたくお願い申し上げます。
提出年月日 2024年9月5日
陳情者
東京都板橋区高島平三丁目11-7-208
高島平三丁目自治会
会長 宮坂 幸正
板橋区議会 議長 田中 やすのり 様
陳情は本会議で不採択になりました。
UR都市機構に提出した高島平地域まちづくりに関する要望書
独立行政法人UR年機構東日本都市再生本部
本部長 西野 健介 様
独立行政法人UR年機構東日本賃貸住宅本部
本部長 井添 清治 様
高島平三丁目自治会
会長 宮坂 幸正
高島平三丁目自治会は各支部及び高島平第一、第二、第三管理組合との協議を行いました。その総意として別添のとおり「高島平地域まちづくりに関する要望書」を本年9月5日に板橋区長宛に提出します。もとより高島平地域のまちづくりは板橋区の地区計画を根拠に進められていることは承知していますが、「板橋区とURは両者で連携して、高島平のまちづくりを検討している」(第13回三丁目団地自治会意見交換会レジュメ、2023年10月4日)と述べており貴機構が関与していることも事実です。当然、旧高七小学校(再整備地区)ですすむ施設建設計画にも深く関係しています。
従って貴機構も、団地住民に大きな負担と犠牲を強いる高島平地域まちづくりを再考し、当自治会が板橋区長宛に提出する要望事項に沿った事業展開を行う義務があると考えます。
(今回の地区計画に関する意見と理由)
1,区画道路1号の整備に反対します
板橋区は旧高七小学校の解体工事を2025年度中に着手することになっており、これに関連して区案では旧高七小校舎西側の道路を区画道路1号として高島通りに接続する計画を提案している。この計画は本年3月に板橋区が作成した「高島平地域交流核形成まちづくりプラン」(以下プランという)で初めて記載されたものである。
区画道路1号はプランで初めて記載されており、これまでの住民説明会では一切ふれられていません。上記の経過を踏まえ、区画道路1号の建設に反対する。
反対の理由
① 2024年3月まで区画道路1号の計画が板橋区及び貴機構から住民に説明することなく突然決められている。説明は6月21日及び6月22日の二日間だけであった。
② 交流核形成プランで区画道路1号は旧高七小学校解体時の工事道路としているが、工事終了後も道路を存続させるのか明確ではない。貴機構が予定している施設建設後に居住する住民の生活道路として使用する可能性もある。現在居住している三丁目住民のことがまったく考慮されていない。
③緑地帯の樹木を伐採し道路を新設することは、開発による環境破壊につながる
④緑地帯及び区道(住民が歩行者専用道路として日常的に使用している)を寸断することになる。車を優先させることは時代に逆行している
⑤道路建設により、車の通り抜けによる交通量の増加が予想され、安全面で問題がある
⑥この道路沿いには高島第五小学校、医師会病院などがあり交通量が増えることで、子どもや高齢者が危険にさらされることになる。加えて第一住宅及び第三住宅に居住する高齢者がデイサービス利用時の送迎で乗降しており、極めて危険である。ちなみに貴機構は「若者から高齢者まで住み続けられる居住環境を整備する」(高島平団地意見交換会資料レジュメ、2018年10月4日)としている
⑦交通量の増加により排気ガス、騒音問題が発生することで、周辺住民への住環境の影響・負担が過大である
2,再整備地区1の「建築物等の高さの最高限度」を再考してください
区案では「高島平らしいゆとりある屋外空間を確保し、良好な居住環境を維持するため」建物の建蔽率の最高限度と高さの最高限度を定めるとしている。具体的には再整備地区1に「建物等の高さの最高限度」を110mに引き上げる計画を提案している。これにより再整備地区に超高層建物の建設が可能になる。この計画もプラン11ページの地区計画による誘導イメージの中で、小さく「景観や周囲の住環境に配慮しつつ、土地の合理的かつ健全な高度利用による超高層建物(110m程度)の設置」として簡単にふれているだけである。
板橋区は高島平再生計画策定の当初から「ゆとりある空間に約50年の歴史を持つみどりが面的に広がり・・・・地域の貴重な資源になっている」ことを強調してきた。この言葉とは裏腹に樹木を伐採して道路を延伸し、超高層建物で景観を破壊するなど時代に逆行する開発を計画している。貴機構が2022年10月に実施したパネルアンケートでも「(高島平の)魅力に感じているところ」の質問に対して「公園・緑地」と回答した人が46.6%で最も多くいた。これは住民共通の願いである。
超高層建物ではなく、緑豊かな景観と調和した高島平らしい建物等(高さ制限)に変更するよう再考を求める。
再考を求める理由
①超高層建物の建設により住民や交通量が飛躍的に増加することが予想される。小・中学校等の公教育機関、医療機関、行政機関などのインフラ整備がセットになっていない。
②とくに交通量の増加は明らかであり、多量の車両流入への対応策(歩行者の危険性への配慮など)が明示されていない。
③第一住宅及び第三住宅への日照やビル風、景観などの対策がない。
④老朽化した建物の更新は理解するが、人口減少時代に突入したいま、なぜ高島平に超高層建物なのか。将来にわたって持続可能なまちづくりが必要である。
⑤高島平はみどり豊かな閑静な住宅地であり、超高層建物は景観やコミュニティの破壊につながる。
上記の通りであり、当該住民の切実な要望をお聴きいただきたくお願い申し上げます。